高齢者の働く環境整備と技術の伝承

労働安全面でも高齢者の働く環境を見なおさなければいけないことも多くあります。特に製造現場などではそういった見直しは大切なことです。週休3日などの働く時間も考慮することも必要です。いまの中小企業の高年齢者が現在の社会の土台を作ったと言っても過言ではありません。そうした高い技術を持った方の技術をいかに伝承していくかが大切なことです。特に企業を定年退職したベテラン技術者が活躍の場を求めて、東南アジアや中国・韓国企業へ招聘されていった例が沢山あります。中国や韓国の企業は徹底してその人の持っている技術を研究し現地従業員に叩きこみました。その結果が電機・造船やアパレル・ITなどで日本は韓国、中国に追いつき追い越された要因の一つかも知れません。日本が、高度成長を成し遂げ発展してきたのはまさに製造業が付加価値を生み出し生産性を高めてきたからではないでしょうか。豊富な経験を持っている高齢者をどう活用して、いかに付加価値を高めていくか。高齢者がこれまで培ってきた技術やノウハウ、人脈も含めて、若年者に伝えていくことで、会社は新陳代謝を図れるのではないでしょうか?再雇用されたほとんどの方は、「まだまだ健康だ、まだまだやれる」と思い、伝承がスムーズに進まない事例もあり高齢者を活用することと技術などの伝承はセットで考えなければなりません。